2016年09月28日
足首の捻挫
足関節(足首)の捻挫は日常的に良く起こるものです。
特に、内返し(足裏を内側に向けるような動き)による
足関節の靭帯損傷が起こりやすいです。
これは、関節の構造上、内返しになりやすい事と
外側の靭帯は内側の靭帯よりも弱い事も一因です。
中学生、高校生のサッカー部やバスケ部などの運動部や
社会人でも、野球やバレーなどを趣味でやっている人も
よく足関節を痛める事があります。
また、普通に歩いていても、路上の段差で
捻挫を起こす事もあります。
怪我をしたら、すぐに近くの整形や整骨院にいく事を
お勧めします。
痛みが強かったり腫れがひどい時には、靭帯などの
軟部組織に相応の損傷が考えられます。
早い時期に、固定や冷却などの処置を行う事が大切です。
整形外科や整骨院などの医療機関にかかるようにしましょう。
怪我から日常生活が元通り行えるまで、診てもらう事で
早期治癒と、痛みや動きの制限などの症状が
残ることを防止できます。
特に、スポーツをやっている方は、スポーツの復帰に
ついて、相談しながら無理なく行う事が大切です。
今は多くの整骨院でテーピングをしています。
スポーツをやる方は教えてもらって、
足関節のテーピングは自分で
出来る様にすることも何かと便利です。
2016年09月15日
自律神経失調症と鍼治療
自律神経というのは身体の中で、内臓や血管・眼球・内分泌等を自動的にコントロールしています。自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、おのおの対立した働きをしています。例えば、人がケンカをしているような時には交感神経優位、家で寛いでいる時には副交感神経優位になります。状況に応じて、その時その時に必要な身体の状態を自動的に作り出すのが自律神経です。普段はバランスよく身体を調整しているのですが、仕事や人間関係・病気などでストレスが続いたりすると、自律神経のバランスが崩れて、
血圧や内臓の働きに不具合が起きてきます。頭がカーッそして来る逆上せや、足の冷え、胃腸の不調、不眠、など人により多彩な症状を示します。鍼灸治療では、本人の訴えている症状に対しての治療はもちろん、自律神経のバランスを取る事ようなツボを使う事で、安定した自律神経を取り戻すことが可能です。表に出ている症状だけでなく、患者さんそのものを整えていくという東洋医学の方法が効果を上げる事が多いものです。